家族と事前に話し合いをしておくことは大切な人の生命を二次災害からまもることに繋がり、近隣とのコミュニケーションは地域の防災力を高めらることが可能です。コミュニケーションとは今日からでも始められる災害への備えになります。
1,家族とのコミュニケーション
災害時の家族間での連絡方法と避難場所の確認
災害時には真っ先に家族や家の様子が心配になりがちですが、外出先で災害にあいその場所が安全であるならば、しばらくそこにとどまったほうが良いでしょう。
心配から家族が無理のある行動をとらないためにも、事前に災害が起きた時の安否確認の仕方や避難場所、家族が落ち合う場所などをしっかりと話しておきましょう。
なお電話は使えない可能性が高いので、安否確認の方法は電話以外も想定するなど、複数用意しておこう。
2,地域とコミュニケーション
災害時の心強い味方。地域とのコミュを深める
大災害により大きな被害が発生した場合、道路が遮断され救急車、消防車などによる救出活動がまにあわない可能性も大いにあります。そんなとき近隣でたすけあう共助は救命のカギとなり、被害の軽減に繋がります。
日頃から近隣にどんな方が住んでいるのかなど、地域一帯となり情報を交換しあうと救助活動が円滑に進み、こどもを預け合うなどの助け合いができると、災害時もすばやく支援し合うことができるようになります。
ここで、災害時に離れ離れになった家族や友人と連絡をとる手段として、有名な災害用伝言ダイヤルと災害用伝言板の使い方をおさらいしておきましょう。
災害用伝言ダイヤル
「171」にダイヤルをする→
録音「1」を、再生は「2」を押す→
録音は「自分の番号」、再生は「相手の番号」を市外局番から入力します→
音声ガイダンスにしたがい伝言を「録音」または「再生」します。
1回にメッセージを録音できるのは30秒ですので、事前に下書きなどをして言葉を決めておくのがオススメです。
伝言の保存期間は48時間となっており、毎月1日と15日などには伝言ダイヤル体験日がもうけられています。
災害用伝言板(携帯電話)
携帯電話の公式アプリから「災害用伝言板」にアクセス→
登録は「登録」、確認は「確認」を選択する→
登録は「状態とコメント」を入力、確認は「安否を確認したい人の携帯番号」を入力→
登録は「登録」を押せば登録が完了し、確認はすでに登録済みの伝言を閲覧する
こちらも1日と15日に体験日がもうけられているのでぜひ活用してみましょう。