今回は、おそらく日本で一番売れているパンの缶詰である、ボローニャFCの缶deボローニャをレビューします。
参考価格としてAmazonで、プレーン・メープル・チョコ各2缶の6缶セットを2,583円で購入しました。その中から今回はプレーン味をレビューします。
手にとってみてまず思ったのは、非常食とは思えないラベルのデザインの良さと、ラベルの材質がとても綺麗で高級感があることです。
オシャレなところも人気の要因の一つなんでしょうね。
ライバルの「アキモト」が最近、缶パンのラベルをオシャレなものに一新したのですが、おそらくこの缶deボローニャに対抗するためでしょう。
追記
2019年9月にラベルをまた一新しました。
中身はこれまでと全く変わりません。
サイズはこんな感じで、高さは350mlの缶より若干低いですが、円周は350ml缶より一回り大きいです。
プルトップですので缶切りを使わず手で開けられます。
プルトップでもケガする可能性はありますので、小さいお子さんが開封する時は注意しましょう。
開けるとマーガリンのいい香りが漂います。
ギュウギュウに詰まっているという感じではなく内部に少し空洞がありますが、合格ラインだと思います。ビスコ保存缶のように中の空洞が大きいものは無駄にかさばるので、非常食としては減点です。
パンを包んでいる紙をつかんで取り出します。注意書きにもあったのですが、力を入れすぎると簡単に破れてしまうようなので、ここは慎重に。
このパンを包んでいる紙なんですが、なぜ付いているのかというと、これがないとパンの水蒸気で缶の内側が結露し、その水分をパンが吸いこむとふやけてしまい、それを防ぐためにパンを紙で包んでいるそうです。
写真ではわかりづらいですが、パンを包んでいる紙は場所によってはかなり湿っています。
パンを触ってみると、湿り気があるのですが結構固いです。
中は外側とは違ってとてもやわらかいです。
それでは実食。
いただきます!
まずは、そのままかじってみます。
外はサクッと、というほどではありませんが歯ごたえがあって中はふんわりしています。
そして、81層に折り込んだと言われるマーガリンの風味がとても効いていて美味しいです♪
今度は手でちぎって食べてみました。
表面が固いだけで中はしっとりふわふわなので簡単にちぎれるやわらかさです。
食べ進んでも、ほどよく湿り気があるのでカンパンほどノドも乾きません。
クロワッサンのようにスカスカじゃなく密度があるので結構食べごたえがあります。
完食!
最後まで飽きずにおいしかったです(๑´ڡ`๑)
ただ、美味しいパン屋さんにならんでいるパンにはとても敵いませんが、普通にコンビニやスーパーに売っているデニッシュパンと変わらないレベルには達しています。
缶詰だと聞かされずに食べても、なんの疑問も持たずに普通のパンだと思って食べてると思います。
傷んで悪くなりやすいパンを、この美味しさで3年も保存しておけるというのは本当にスゴイです!
当サイトではアキモトのパンの缶詰とこちらの缶deボローニャをおすすめしていますが、こちらはアキモトの柔らかくてフルーティな缶詰よりも、大人っぽい雰囲気がありますので、パン好きの方に特におすすめしたいです。
もちろんお子様でも満足できると思いますが、小さいお子さんには「アキモトのPANCANが向いていると思います。
缶deボローニャは1缶で356キロカロリー摂取できます。
アレルギーは小麦、卵、乳、大豆となっていますので、お体にあわない方は注意しましょう。
最後に
缶deボローニャは私が今まで6社のパンの缶詰を食べてきた中で一番おいしかった缶詰なのでイチオシしているのですが、一つ注意したいことがあります。
食べた感想で「湿り気がありカンパンより喉が渇かない」と書きましたが、
カンパンや他の水分が少ないパンの缶詰よりは喉が乾かないというだけで、パンはやっぱり水でもどして作るアルファ米のご飯などに比べて喉が渇きます。
ですので、パンの缶詰を非常食の主食にする場合は水を多めに備蓄するように心がけましょう。
水のない状況や、水を節約してパンを食べ続ける事は、せっかく美味しいパンでもストレスに変わってしまいますので、美味しく食べるためには水分も大事ということを忘れずに。
以上。缶deボローニャのレビューでした。
アマゾンで缶deボローニャをみる