こんにちわ!管理人のマキオです(^^)
みなさん、数年に一度のスパンで起きる大地震に備えて防災管理はお済みでしょうか?
最近では地震だけじゃなく、大型台風、大洪水、コロナウイルスなどもありまして、非常食がとっても売れています。
なかでも得に売れているのが尾西のアルファ米12種類全部セットです。
非常食で真っ先に備えるのは水を除けば、やっぱり主食であるご飯(アルファ米)かパンの缶詰になるようです。
そんな大人気のアルファ米を当サイトでも当然プッシュしているのですが!
先日ネットサーフィンをしていて「もしかするとこれはアルファ米に取って代わるんじゃないか!?」というスゴそうな非常食を見つけたので、それを今回はご紹介します。
それがこちら!
永谷園のフリーズドライご飯です。
何がスゴイかと言いますと、パッケージにも書いてあるとおりお湯で3分、水なら5分でご飯が食べられるということです。
それがどれだけスゴイかといいますと、
アルファ米だとご飯に戻すのにお湯でも15分、水なら60分もかかります。
これはアルファ米の最大のネックで、
例えば地震による避難生活時、
余震が続いて何が起こるかわからない中で、
お湯も沸かせず水でアルファ米を調理する場合、
食べるために1時間も待たなければならないのは結構不便です。
ですが、
このフリーズドライご飯は「水でも5分!」これは画期的なことです!
これはもしかするとアルファ米を超える非常食になるかもしれません。
かもしれないというのは、
まだ答えはだせないということです。
大事なのは調理時間だけではありません。
そう、味です。
これがとんでもないものだったら調理時間がいくら短くてもなんにもなりません。
と言いますのは、
この「これはアルファ米を超えるんじゃないか?」という展開は以前にもありまして、
それがこちらの、
そのまま美食ご飯シリーズです。
この非常食は調理時間も何もなく開封して直ぐにご飯が食べられるというものです。
これはスゴイ!と思い、注文して食べてみたのですが、、
赤ちゃんが食べるような柔らかさのご飯で、
わずかにお米の形は見えるのですが、
ほとんどがくっついており、
お餅がつき上がる途中のようなネバネバのご飯でした^^;
固めのご飯が好きな私にはこれはちょっとキツくて、
結局アルファ米を備蓄しすることにしました。
ただ、味が悪いわけではないので、この柔らかさを許容できる人には便利な非常食です。
と、そんなことが以前にはありましたが、
さて今回はどうなるでしょうか?
前置きが長くなりましたが^^;
それでは、試食レポートにまいります\(^o^)
まずはパッケージの大きさですが、
尾西のアルファ米と比べると若干パッケージが大きいですが、
これは気にするような違いではないですね。
内容量はアルファ米が100g、
フリーズドライご飯が85gで
フリーズドライご飯の方が少ないのですが、
水を入れたできあがり量は、
アルファ米が210g、
フリーズドライご飯が260gと反対に多くなります。
これはアルファ米の注水量が110mlなのに対し、フリーズドライご飯が175mlだからです。
開封すると、スプーンと脱酸素剤が入っています。
脱酸素剤は米の中に埋もれている場合が多いですので、しっかりと取り出してから水を注ぎましょう。
水を注ぐ前のフリーズドライご飯です。
レビューのため中身を一度お皿に移してみました。
アルファ米とは全く違います。
アルファ米の場合、水を注ぎ調理する前は、みなんさんもご存知の炊く前のお米という感じですが、こちらは炊き上がって完成した五目ご飯をフリーズドライしているらしくフンワリとしています。
味付けも完成していて、あとは水で戻すだけなので調味料は付いていません。
水でも5分で完成!というのが間違いなくフリーズドライご飯の売りなのですが、
フリーズドライご飯にはもうひとつ大きな特徴があります。
それは、このままでも食べられる!ということです。
これもはじめ聞いた時は驚きました(@_@)
アルファ米はとてもそのまんまで食べる気にはなりませんが、
確かにこれならフレークみたいで食べられそうです。
では実際にこのまんまで少しだけ食べてみます。
ボリボリ。
ボリボリ。
う~ん。
食感はあれです。
みなさんこういうお菓子を覚えてますかね。
お米を原料にしたお菓子、ポン菓子です。
食感はポン菓子。でも甘くなく、味は五目ご飯。というちょっと不思議な感覚です。
水で薄まっていないせいか、五目ご飯のダシの味が濃いです。
美味しい!という驚きはありませんが、不味くて食べられないこともないので、非常時にもどす水がないという時はこれは助かりそうです。
それでは、水で戻したときの味はどうでしょうか、
今回はお湯ではなく水を注いてゆきます。
普通のかたさと、やわらめの注水ラインがわかりやすく印字されています。
今回は普通のかたさのラインまで水を注ぎました。
カメラを準備している間にもどんどん水を吸収してゆくので、
普通のかたさの注水ラインまで注いだことがちょっとわかりづらいです^^;
5分して中を覗くと、
ご飯がひとかたまりになっています。
わかりやすくお皿に移してみましたが、フリーズドライご飯のパッケージはアルファ米のパッケージと同じく自立するので、パッケージ自体がお皿になり、付属のスプーンを使えば、お皿に移さなくても、そのまま食べることができます。
完成です。
見た感じは味のついたアルファ米と変わらない感じです。
それでは、ようやく味見です\(^o^)
いただきます!
もふもふ。
もふもふ!
あれ、やわらかい!
水の量間違えてたかな?
いやそんなはずはない・・
というか実は、わたしは硬いご飯が好きなので、水の量をほんの少しだけ普通の硬さの注水ラインより少なめにしたんです。
ですので、固めのご飯が完成するのを想像していたのですが、アルファ米をやわらかめで作った時のように柔らかいです。
ただ、水分多めのご飯とはちょっと違う柔らかさで、お米の歯ごたえがあまりありません。
フワッとしているんです。
よくお米が立つといいますが、アルファ米にはそれが足りないな~と思っていたのですが、これはそれ以上です。(アルファ米は立っているほうです)
ですが、
(具はふりかけ程度の大きさですが)五目ご飯のダシの味はしっかり出ていて、ちゃんと炊き込み五目しています。
味付けのクオリティはアルファ米の「五目ご飯」や冷凍食品と同じくらい高いです。
冷凍食品と変わらないというのは褒め言葉です(^_^;)
そして、ちょっと味が濃いのですがこれはお米を固くしようとして水を少なくしたせいだと思います。
ちゃんとした注水ラインまで水を入れれば、そんなに濃くも薄くもないと思います。
ただ、わかったのは、これ以上お米を固くするのは厳しいということです。
お米を固くしようとして、これ以上水を少なくしたらとんでもなく味が濃くなってまずくなると思います。
それに、無理に水を少なくしたところで、そんなにいい感じのお米の食感にもならないとも思います。
フリーズドライご飯というのは、5分という短い時間でご飯にもどすために、もともとが柔らかく、こういうフワッとした食感にしかならないのだと思います。
この独得のフワッしたお米の食感がフリーズドライご飯なんだ、とわかりました。
そう考えると、逆にアルファ米の良さが見えてきました。
アルファ米は水の量や調理時間で硬さをコントールできます。
フリーズドライご飯のような柔らかさにもできますし、味をそんなに濃くもせずに芯が少し残るぐらい固くもできます。
アルファ米もなかなかいいですね。
すべて食べ終えてみて、簡単なまとめですが、
硬いご飯が好きな方は、お湯で15分、水で60分の調理時間がかかりますが、
「アルファ米」がおすすめです。
アルファ米は味の種類が豊富なのも良い点です。
そして、柔らかいご飯が好き! ちょっとぐらい食感がご飯と比べて違和感があっても良い!という方は、
カップラーメンと同じ時間で食べられる「フリーズドライご飯」をおすすめします。
柔らかいと言っても、ベットベトというわけではありませんし、味付けはおかしくありません。
皮肉でもなんでもなく、フリーズドライご飯は柔らかいご飯が好きな方には最高のアイテムだと思います。
そしてさらに、もっと柔らかいご飯、モッチモチに柔らかいご飯でも大丈夫な方は、開封してすぐに食べれる、「そのまま美食ご飯シリーズ」がオススメです。
2020年販売終了のようです。
どれが一番というものでもなく、パンの缶詰も含めて非常食の主食はこんなにも多くの中から選べる時代になりました。
非常食は日々進化していますが、事前に備えなくてはなんの意味もありません。
ご自分にあった非常食を見つけて、来たる災害に立ち向かってください。
まあ来ないのが一番いいですけどね(^^)
それでは~