水はどれくらいの量が必要? 硬水と軟水はどちらがいい?




夏場を想定して1人1日3L

わたしたち人間は何も食べなくても3週間は生きていけると言われています。しかし、それは食べ物の話であって水が無ければ平均3日間、長くても10日間しか生きられないとも言われています。

そこで、食べ物以上に最優先に確保しなくてはならないのが水なのですが、ではどれくらいの量の水を備蓄しておけばよいのかというと成人1人に必要な1日の水の量は2L~3Lと言われています。2Lで大丈夫だと言う方もいれば3Lは必要という人もおり、バラつきがありますが、震災が夏場に起こる可能性も視野に入れ1日あたり3Lの備蓄をオススメします

1人1日3Lで計算した場合の3日分の必要な量は以下になります。

家族が3人の場合は保存水 2Lペットボトル 13.5本。

家族が4人の場合は保存水 2Lペットボトル 18本

が必要ということになります。これは3日分ですので最低限の数字です、出来るならば1週間分のストックをおすすめします。ストックが増えればその分、場所をとるため保管場所などに悩んでしまいますが水にはそれだけの価値がありますので、手間を惜しまず余裕をもった多めの備蓄を考えてみてください。

長期保存タイプを選ぼう。

ミネラルウォーターを買いだめする場合は、普段購入しているミネラルウォーターではなく賞味期限が5年以上の長期保存が可能なミネラルウォーターを選びましょう。

長期保存のミネラルウォーターの特徴は加熱殺菌した水を熱いまま特殊製法でボトルに詰めたものや水の分子が微細になった天然水純粋に近い蒸留水にしたものなどで普段飲んでいるミネラルウォーターとは違った製法で作られています。ミネラルウォーターは大量に備蓄することになると思うので、取替が5年間必要のないタイプがおすすめです。

アマゾンで長期保存水をみる

こだわりがなければ軟水を選ぼう!

賞味期限だけでなく、ミネラルウォーターを選ぶ際には もう一つ、気に留めておいた方がよいのが、硬水か軟水のどちらを選ぶかです。お店に出回っているものの多くは軟水で日本人の口には軟水が合うと言われています。

震災直後に飲みなれないものを飲むのは、ストレスにつながりますので飲み慣れた軟水がよいでしょう。当然、硬水を飲み慣れており硬水が好きな方は飲み慣れた硬水を選べばよいのですが、軟水をおすすめするのには もう一つ理由があります。

それは硬水は 薬を飲むのに適さないからです。硬水に含まれるミネラルには薬の成分に悪影響を及ぼすことがあります。ですので薬を飲む場合は出来る限り軟水で飲むことが大切になります。薬を服用している方にはもちろんですが、今現在、薬を服用していなくても震災のストレスにより体調を崩される方は少なくありません。そんな時に飲むことになるかもしれない薬の事も念頭に入れて軟水を選ぶことをおすすめします。

 



 

粉ミルクにも軟水を使いましょう

粉ミルクに硬水を使うと乳児の腎臓では処理しきれず、負担がかかると言われていまので、赤ちゃんのいる家庭にも軟水はおすすめです。

空いたペットボトルを上手に使おう

寒い冬場には、空のペットボトルにお湯を入れれば湯たんぽ代わりに利用できるので処分せずに持っているととっても便利ですので、邪魔にならなければとっておくのも良いでしょう。