以前に非常食の売り上げランキングをご紹介しましたが、今回は、災害食グランプリの入賞商品を紹介します。
災害食グランプリといってもご存知の方は少ないと思いますが^^; 防災安全協会が企画したもので、食品会社が出品した非常食に、来場したお客さんが投票して、ランキングを決める大会です。
それでは得票総数2100票から見事選ばれ大会で入賞した商品をご紹介します。
目次
レトルト部門
第1位
非常食研究所 備蓄王
備蓄王には発熱剤がついており熱湯や水がなくても、ヒモをひっぱり8分まつだけで、あたたかいカレーライスや牛丼などが、災害時にも食べることができます。
欠点は、ご飯と具、発熱剤がセットになっているため一つあたりの容積が大きく、緊急時に避難所や家の外にまとめて持ち運ぶ場合は不便であることと、1つあたりの価格が1000円前後とやや割高な所です。
ですが、非常時に水もお湯もなしで、あったかいカレーや牛丼を食べれるので、それだけの価値があるとも考えられます。備蓄王はアマゾンや楽天では扱っておらず、注文はこちらの公式サイトからとなります。
備蓄王の様に発熱剤がセットになった保存食でもうひとつ有名なのが、ホリカフーズ社から出ているレスキューフーズです。こちらは楽天市場で扱っていますので、興味のある方はご参考にしてみてください。
↓はレスキューフーズのレビュー動画です。ご覧いただくと発熱剤付きの非常食がどういうものかわかると思います。
第2位
ハウス食品 温めずにおいしいカレー
賞味期限が3年あり長期保存が出来るというだけではなく、植物油脂やりんご繊維を使うことで、あたためずにごはんにかけても、さらっとなめらかなカレーが楽しめる災害時にピッタリのカレーです。香りたつキーマカレーとまろやか野菜カレーの2つの味が選べます。
第3位
アルファフーズ 美味しい防災食(肉じゃが)
美味しい防災食シリーズはさば味噌煮、イワシの煮付け、ハンバーグ煮込み、肉じゃが、などおかずに特化した非常食です。UAA製法という独自の保存技術により、常温での長期保存と(3年~5年 おかずによって変わります)温めなくても美味しく食べられる作りになっています。ただ、最近では、おかずの非常食というとイザメシが人気急上昇中で、あまり目立っていないのが残念です^^;
ごはん部門
第1位
尾西食品 おにぎり(鮭)
お湯または水をいれるだけで、三角形のおにぎりが出来上がる日本ならではの非常食です。通常の尾西のアルファ米と同じで、お湯で戻す場合は15分、水の場合は60分の時間がかかりますが、賞味期限は製造日より18ヶ月となり、通常のアルファ米より短いです。
衛生的
パッケージが3点カット方式という造りになっており、手を汚さずに食べることができます。
100%国産米
「尾西のアルファ米」シリーズと同様に、100%の国産米が使われております。
3つの味
鮭、わかめ、五目おこわの3つの味が用意されています。グランプリでは鮭が1番お客さんの心を掴んだようです。
第2位
アルファー食品 安心米(カレーコンソメ)
注意
カレーコンソメは現在取扱店がなく、写真はドライカレー味です。
アルファ米というと尾西のアルファ米が大人気で、こちらは影に隠れがちですが、アルファー食品のアルファ米もまた、味に定評があります。
・お湯で15分、水で60分で完成。
・スプーンが同梱されており容器に移さず袋のまま食べられる。
・賞味期限は5年
といったところは、尾西のアルファ米と変わりません。ですので、どちらかで迷った場合は味が決め手になると思うのですが、わたくしが食べた感想は、どちらも非常食としては美味しい、と思える味でこれまた大きな違いはありませんでした。
ただ、尾西のわかめごはんだけは特に美味しく感じたので、尾西のセットを揃えていますが、これは好みの問題だと思いますので、その時の価格などで選んでも良いと思います。
第3位
アルファー食品 安心米(海鮮おこわ)
2位に続いて安心米が入賞しています。