宇宙食とは?スペースフードで体験してみよう




新しい保存食の登場!?

宇宙食とはスペースシャトルや国際宇宙ステーションなどで宇宙飛行士が食べるご飯のことで、近年の日本人宇宙飛行士たちの活躍や、インターネットでも簡単に入手出来るようになり今では広く知れわたるものになったのですが、その宇宙食がここ最近、新しい非常食の1つとして注目を集めています。

そもそも宇宙食に求められる条件はなにかと言いますと。

1,軽量であること

2,栄養価が高いこと

3,長期保存が可能なこと

4,温度変化や衝撃に強いこと

5,調理が簡単なこと

6、強い臭いを発さないこと

7,飛散しないこと

などになります。

気が付かれた方もいらっしゃるかと思いますが、この条件はほとんどが非常食の条件と同じで、宇宙食は非常食としてそのまま使えることから、今では非常食のレパートリーの1つになっています。

スペースフードで初体験!

簡単に手に入る宇宙食で1番有名なのが、ビー・シー・シー社のSPACE FOODシリーズです。

味もバラエティに富んでいて、今現在、販売されているのは、たこやき、エビグラタン、おもち(きな粉付き)にバニラアイス、ストロベリーアイス、プリン、 杏仁豆腐などのスイーツ系です。

おもちだけは水で戻すのですが、他はフリーズドライされたものをそのまま食べます。

保存食なのにバニラアイスというとおかしいかもしれませんが凍っている訳ではなく、本物のアイスクリームをそのままの形で乾燥させた、フリーズドライのアイスで冷たくはありません。

賞味期限はおよそ8ヶ月~1年と5年保存の保存食が増えてきた現在では短く感じてしまうのが少し残念です。

注意

こちらのスペースフードシリーズは宇宙食と同じフリーズドライ製法で作られたもので実際にこの商品がスペースシャトルへ持って行かれているわけではありませんのでご注意を^^

 



 

おやつ感覚での備蓄を

SPACE FOODは手頃な価格で手に入るので気軽に試食してみるのもオススメのなのですが、お手頃なだけあってか1パッケージの内容量が非常に少ないです^^; 量が少ないだけに、一袋あたりのカロリーもたこやき119kcal エビグラタン 73kcalと、ご飯の代わりとして成り立つものではありません。

主食は別でしっかりと準備し、デザート感覚として備蓄するのがちょうどいいです。

保存食におやつまでは必要ないと考える方もいらっしゃると思いますが、単調な非常食に、豊富な味のバリエーションを加えることは疲労の多い避難生活にきっと元気を与えてくれるはずです。

おやつにはビスコやチョコレートなどもあり、スペースフードでなくても構いませんが、震災時、宇宙食を仲間や家族と一緒に食べれば楽しく話が盛り上がってきっと楽しいと思いますよ^^

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25年保存可能なシチューとクラッカー

スペースフードは賞味期限が約1年でアルファ米やパンの缶詰が約5年と保存食といえばこれぐらいの賞味期限が一般的ですが、そんな中、25年という超長期保存が可能な保存食もあります。

それがこちらのサバイバルフーズです。

オレゴンフリーズドライというアメリカの会社が手がけたものでオレゴンフリーズドライ社はNASAからの依頼でアポロ計画以降、宇宙食を手がけている会社です。

水分と酸素を最大98%取り除く高度なフリーズドライ製法によって長期保存が可能とのことで、種類は、クラッカーにチキンシチュー、野菜シチュー、洋風とり雑炊、洋風えび雑炊と主食から副食までしっかりと揃っており、栄養バランスもとても良い正統派の非常食です。

こちらの動画は、チキンシチュー味を実際に調理してみたものです。

興味がある方はご覧になってみてくださいね。

1つネックなのがスペースフードなどと比べると値が張ることです。

25年間は買い替えのコストが一切かからないので、それを差し引いて考えることもできますが、若干高く感じてしまいます^^; ですが味や栄養バランスにもこだわり 25年保存というのは大変魅力的です。

交換の手間を考えたくないという方などはご購入を検討してみてくださいね。

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非常食セット3日分と7日分ならこれで決まり!5年保存でまとめました。